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夫がうつ病と診断されたとき、離婚したいと思うのは悪いこと?

      2016/03/18

夫がうつ病と診断されたとき、離婚したいと思うのは悪いこと?

夫がうつ病と診断されれば誰だってショックです。

本人はもちろん、家族にとっても大変な問題です。

自分は一生懸命支えたつもりでも、いつの間にか疲れ果てて離婚を考えたとします。

そういった夫婦の離婚問題やうつ病の夫の対応について解説します。

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うつ病の夫との離婚を考えた時

「ツレがうつになりまして」というマンガがあり、宮崎あおいと堺雅人主演で映画になりました。

夫のうつ病を献身的に支え、時には苦しみ、時には喜び、症状が改善していく過程描かれていました。

しかし万人が同じような過程を経ていけるとは限りません。

努力はしても、それが空回りすることもありますし、その過程で夫の症状が改善せず、お互いの心の溝が出来てしまうこともあります。

特に妻にとっては、経済的負担も悩みの一つになります。

家事に仕事に夫のサポート、子供がいれば、子供の世話と一人何役もこなさなければいけなくなり、その負担は、実際体験した人にしか判らないでしょう。

本来の夫婦は、お互いに支えあっていくわけですが、夫がうつ病だと、つらくても自分が彼にサポートを求めることは出来ないため、余計妻は追い詰められていきます。

そして離婚を考えたとします。

多くの人は何か夫を見捨てるようで罪悪感を抱くでしょう。

そして日々の生活の苦労とストレスが罪悪感を超えた場合に、離婚を決意するようになります。

最終手段としての離婚

妻がうつ病の夫との離婚を決意した時、それを責める事は誰にもできません。

うつ病の夫がつらいのと同様、うつ病の家族もとてもつらいのです。

もちろん病気を患っている人のつらさとは全然違うと思いますが、しかしつらいという点では同じでしょう。

病気の人を見捨てているように思われるかもしれませんが、どんな人も幸せになる権利があり、誰かのために自分の人生を捧げる必要はないのです。

しかし、離婚は最終手段であることが覚えておきましょう。

まずはそれまでにいくつか試してみましょう。

それでもどうしようもなくなったら離婚をすればいいのです。

まずは、少し距離を置くというのが一番です。

そして冷静に自分の彼への気持ちについて考えてみましょう。

二人が結婚したというのは、きちんと理由があります。

そこには「愛」があったはずです。

今は病気で、前と同じ彼とは考えられないかもしれませんが、それでもいきなり別人になったわけではないのです。

もともと彼の中にあったものはずで、そして元の彼もやはり、今の彼の中にいるのです。

彼への気持ちを再確認しましょう。

うつ病の夫と向き合うという事

うつ病は家族の適切なサポートのあるなしで、大きく完治のスピードが変わります。

先生によっては5倍も変わるという人もいるくらいです。

離婚はいつでもできます。

まずはうつ病の夫と向き合いましょう。

私たちはうつ病になった原因があり、その問題が解決すれば、病気も治ると考えがちです。

なので悩みを言われれば、解決策を提案したり、その解決策を実施させるように促したりしますが、それは逆効果だそうです。

問題を解決するではなく、その問題に苦しむ本人の気持ちを聞いてあげること、そしてそれに対して評価をしないことが大切です。

ただ自分の弱みを人に打ち明けるのは誰だって抵抗があります。

「話して、悩みを話して」と相手を追い詰めても仕方ありません。

いつでも話を聞いてあげられる体制でいましょう。

これも個人差があるかもしれませんが、一人にしておいた方がいいだろう、一人の時間を作ってあげることが逆効果になる場合もあります。

ストレスが発散できないまま、さらにため込んでしまう事もあります。

会話はなくてもいいので、時間のある時はそばにただ黙っていてあげるだけでも、効果はあります。

うつ病の夫との接し方

夫も日によって気分が違うので、あなたへの接し方も変わるでしょう。

全く口を利かない日もあれば、前の彼に戻ったと感じられる時もあるでしょう。

また逆にひどく攻撃的にあなたを責める場合もあるかもしれません。

家族のサポートがあれば、うつ病は回復も早いと前述しましたが、だからといってあなたが何もかも受け入れて、耐えなくてはいけないという訳ではないのです。

特に相手が攻撃的な場合は、それをまともに受けていたら、今度はあなたが参ってしまいます。

ここまでは受け入れるけど、それ以上はだめという線を引きましょう。

相手がそれを超えてきたら、シャットダウンしてしまいます。

そのまま一緒にいると、自分でも思ってもないことを口にしてしまうかもしれませんので、外出するなりして物理的な距離を置きましょう。

自分も相手も時間がたてば、少しは気持ちが落ち着きます。

また、あなた自身、ストレスを発散する機会を作りましょう。

可能であれば、うつ病のサポートをしている家族の会などに参加すると、同じ悩みを持つ者同士、気兼ねなく話合えるかもしれません。

うつ病の夫と離婚する場合

うつ病の夫と離婚可能か否かというと、必ず可能ではありません。

離婚原因として認められるのは、「回復の見込みのない強度の精神病」であることが条件です。

そして、その離婚に至るまでに、誠意をもって看病した実績があり、離婚しても相手が治療や生活に困らない状態であることが必要になります。

つまり、相手が治療も生活も出来ない状態のまま離婚をするのは無理です。

また、ずっと別居をして看病をしていないというのも、誠意が認められないので、離婚する条件を満たせません。

ちなみに、相手が育児ノイローゼやアルコール中毒や薬物中毒は、相手がDVやモラハラをしたという事実がなければ、離婚原因になりません。

これらの病気は回復の見込みがあるとみなされるからです。

実際離婚調停や、裁判を起こしても、相手が病気で対応できない場合は、相手の代理人を立てる必要があり、その場合の手続きを自分がしなくてはいけないこともあります。

離婚を検討される場合は、まずは弁護士に相談した方がいいいでしょう。

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