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清貧こそが誉れ? 江戸時代の武士の暮らしぶりとは?

      2016/03/18

清貧こそが誉れ? 江戸時代の武士の暮らしぶりとは?

テレビで見るような江戸時代を舞台にした時代劇。

そこに出てくる武士の姿は、いかにも役人といった佇まいで、農民・町人に比べていい暮らしぶりだったように見えますね。

ただこうした武士は、実はほんの一握りしかいませんでした。

その他の多くの武士達の生活は、実は決して豊かなものではなかったのです。

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時代劇で見る江戸時代の武士と浪人。どんな違いがある?

江戸時代を舞台にした時代劇を見ていると、そこに出てくる武士には大抵2つのグループに分類されているのが分かります。

一方は、しっかりと髷を結い、月代(さかやき・額から頭頂部にかけてそられた部分)も綺麗に剃られ、ピシっと整えられた着物や羽織袴を着た”ザ・役人”といった格好。
かたやもう一方は、ボサボサの髪を月代のない髷(総髪:そうはつ)に結い、着崩した着物に裸足で草履という粗末な服装。
いわゆる”浪人”ですね。

共通点といえば帯刀していることぐらいじゃないか、と疑問に思ったことはありませんか?
実際の江戸時代における武士を一言で表すと”主君に仕え禄(ろく・給与)を貰っていた身分の人”となります。
現代に言い直すと少し乱暴になりますが、公務員のような立場です。

一方の浪人は、仕えるべき主君を持たないため、厳密にいうと武士としての身分はありませんでした。
禄も貰えないため、その暮らしぶりは非常に困窮していました。
時代劇のような服装も、あながち見当違いではなかったのです。

しかし、正式な武士であっても、その暮らしは決して楽なものではありませんでした。

”公務員”なのに貧乏? 江戸幕府の成り立ちにその理由がある

公務員にあたる武士が貧乏?と疑問に思うかもしれませんが、これには江戸幕府と藩の成り立ちが大きく関わっています。

ご存知のように、江戸幕府は関が原の戦いに勝利した徳川家康が開いた幕府です。
この戦いの際、家康率いる東軍についたか、敵である西軍になったかによって、各大名の処遇が大きく変わりました。

平たく言って、徳川にとって優秀な味方と判断された大名は”江戸から近く豊かな領土”を、逆に敵だったり徳川家が危険視する要素を含む大名ほど”江戸から遠くの狭い領土”を与えられたのです。

この、”江戸から遠い領土”に信用出来ない大名を据えたのには、簡単に江戸に攻め込まれないためだけではありません。
同時に参勤交代制度を始め、1年毎に自領と江戸の行き来を義務付け、その度に旅費・滞在費が多くかかるように仕向けました。

ですから一部を除き、一国の主である大名と言えども、決して豪華な暮らしが出来るほどの余裕はなかったのです。
ですから、その部下である武士、それも末端になればなるほど、貧しい生活を余儀なくされたのです。

江戸時代の武士の暮らしは、想像以上に貧しかった

”武士は食わねど高楊枝”という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。
「例え食事を取っていなくても、武士である以上十分に食事をしているように見せなければならない」という、武士は清貧かつ体面を重んじる気風を示す言葉です。

つまり一部の家柄・手柄・役(仕事)に恵まれた武士以外は、常に貧しかったことを意味しているのです。

江戸時代の武士の禄は”石高”で支払われていました。
一石=大人一人の1年間に食べる米の量です。
このお米が家族分(5人家族ならば五石)、これが基本給でした。
武士は主君から支給されたお米を問屋に売って換金し、日々の生活の費用に当てていました。

ですから、食事も庶民のものとそう変わらず、とても質素なものでした。
口にする野菜も、屋敷内に畑を作って自給自足をする姿も珍しいものではありませんでした。

何か副業をしようとも、武士は副業を許されませんでした。
いつ起きるか分からない戦いに備え、与えられた任務にあたる時間以外は己の丹念をすべし、という原則があったからです。

出来て内職、それこそ時代劇で見るような傘張りや提灯張りといったもので、ほそぼそとお金を稼ぐしかありませんでした。

暮らしを良くするために出世は出来なかった?

さて、そんな清貧であることを強いられていた武士ですが、出世をすることは出来たのでしょうか?
武士と言えば、武勲。
武勲と言えば、やはり戦(いくさ)で手柄を上げることが出世への道でした。
が、天下泰平、世は平和な江戸時代。
大きな争いは、幕末の騒乱までほとんどありませんでした。

では、何か武勲に代わるような業績を上げて出世するしかない!と考えても、これも非常に難しいものだったのです。
何故なら、武士社会では”世襲制”が取られていたためです。
つまり家柄が良くなければ、高い位置の仕事に就けなかったのです。

どんなに有能でも、親が同心(いわゆる町廻りの警察)だった場合、それより上の与力になることさえ難しく、逆にどんなに無能でも、親が将軍家の老中であれば、老中のままでいられたのです。

それでも、その体面から、武士は自分の鍛錬を怠ることを許されませんでした。
貧しさに喘ぎながらも、学問・剣術に励み、いついかなる時も襟元を正して生きていくしかなかったのです。

江戸時代の文化人の多くが元武士だった

江戸時代には、数多くの日本独自の文化が花開きました。
その文化の多くは町人である一般の人々の中から産まれたために、江戸時代の主役は町人だ、と考える研究者もいます。

実際、武士は人口のうちの7%ほどにしか過ぎず、テレビで見るような華々しい活躍をした武士は、更に一握りでしかありませんでした。
また、その貧しさから武士という地位を捨てて他の身分(農工商)になるケースも多かったのです。

浮世絵で有名な絵師の歌川広重も元は最下級の武士でしたし、松尾芭蕉、平賀源内、近松門左衛門といった今日に名前を残す文化人の多くも、正式な身分は武士を辞めた”浪人”です。

ただ、彼らが持っていた教養は、武士だからこそ培われたものであったことも否定できません。
武士であることの特権も、確かに存在したのです。
今は誰しもが持っている苗字も武士にのみ許されたものですし、帯刀も他の身分の人間は許されないものでした。

江戸時代の武士の生活は、私達が思う以上に厳しいものでした。
ただ、多くの武士は貧しくても、武士としての誇りを忘れなかったのです。

今後時代劇を見る時に、華やかな江戸の生活の裏にある、武士の生活に思いを馳せてみるのも面白いですね。

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