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ちょっと待った!その夫婦喧嘩、子供に仲裁させてはいけない!

2015.5.30

夫婦喧嘩を幼い子供が仲裁する―

この一見心温まる光景が、実は子供にとって大変よくない影響を及ぼすことを知っていますか?

今回は、夫婦喧嘩が子供の未来にどんな暗い影を落とすのかまとめてみました。

夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響を知っていますか?

夫婦喧嘩を子ども(幼児)の前でしているときに、子どもがどのような反応を示すのかを調査した研究があります。

調査結果によると、まず子どもの目の前で夫婦げんかをする夫婦は、全体の64%です。

一方、子どもの前で喧嘩をしないようにしている夫婦は、わずか19%でした。

ついつい日常的に喧嘩をしてしまう夫婦が多いようです。

しかし、喧嘩といっても暴力はふるわないようにしている、いつまでも喧嘩をしない、仲直りをしているところを見せるなど、子どもに気を遣っている姿がみられます。

それでは、子どもの反応はいかがでしょうか。

喧嘩が始まると親に気を遣うようになった子どもが、32%にものぼります。

気の遣い方はさまざまですが、わがままを言わないように我慢する姿が思い浮かびますね。

また、喧嘩が始まると泣いたり耳を塞ぐようになった子どもが4%、甘えるようになった子どもが同じく4%います。

また、身体に変調をきたす子どもも一定数おり、チックやぜんそく、発熱が発生したのは1%です。

子どもは心にも傷を負います。

乱暴になった子どもも1%いるという結果が出ています。

夫婦喧嘩は少なからず、子どもの心と身体に悪影響を与えるようです。

あなたの家庭は”機能不全家族”になっていないか

機能不全家族とは、子育てや家族の団らん、地域との関わりなど、一般的には家庭にあるべきものがない家族のことです。

そのため親と子どもに区別がなく、子どもの意思も行動の自由も尊重されることはありません。

子どもの成長にとって大切な個が親や家族によって侵害されるので、子供時代に身に付けるべき社会性を学ぶことができず愛情にも飢えています。

機能不全家族の中で過ごしてきた子どもには、次のような症状が現れます。

自分の家庭が当たり前で一般的なのだと思い込む、家庭内でもめ事が起きると自分のせいだと責めてしまう、無気力になる、家の外で問題行動を起こす、頑張りすぎて疲れてしまうなどの症状です。

このように、幼少期の人格形成期に受けた心の傷は大人になっても癒えず、仮に家を出て自立したとしても影響を与え続けます。

子どもは親を選ぶことができません。

生まれてきた家庭環境によって、子どもの人生が決まってしまう場合も少なからずあるのです。

親の喧嘩を子供が仲裁する… それは機能不全家族の一例でもある

機能不全家族の特徴はどのようなものでしょうか。

一番多いのが、両親が不仲でいつも争いごとがある家庭です。

家の中では常に嫌味や皮肉が飛び交っており、子どもが真似をすると怒鳴りつけます。

次に、親が子どもに愛情をかけず、拒否することが多い家庭です。

そのような親は感情を抑えることができないので、子どもに「役立たず」や「頭が悪い」など、人格を否定する言葉を浴びせます。

また、しつけのルールが適切ではない家庭もあります。

それは、一貫したルールがなく、親の気分次第でしつけを甘くしたり厳しくしたりする家庭です。

また、子どもが逆らうと「食事抜きだ」や「廊下に出ていなさい」のように、すぐに罰を与えてしまう家庭もあります。

さらに、家族内の絶対権力者の意見ひとつによってルールが一変し、怖くて逆らえない家庭もあります。

厄介なのは、良い家庭だと誤解している親の場合です。

親が「あなたのためなの」と言い、子どもを自分の思うがままにコントロールしようとする家庭です。

このような親は子どもの学歴に過大な期待をかけるので、周囲と比較したり兄弟間で差別をすることもあります。

そして、子どもと大人の役割が逆転してしまう家庭もあります。

お酒や薬物依存症の家族がいたり、両親が不仲だったりすると、幼い子どもが親の愚痴を聞いて慰めるのです。

一見、しっかりとした子どもが育っているように見えますが、心の中は傷だらけなのです。

夫婦喧嘩を見て育つ子供は○○になりやすい

夫婦喧嘩は教育上良くない、というのは広く共通している認識です。

その通りで、夫婦喧嘩は予想以上に子どもの心に悪影響を与えてしまうのです。

主な影響の一つに、「アダルト・チルドレン」という心理的外傷(トラウマ)があります。

アダルト・チルドレンとは、親からの虐待や家庭環境に問題を持つ家庭、アルコール依存症の親元で育った子どもが成人してもトラウマを抱えたままの人のことを指します。

破滅的な考え方や行動、完璧主義者、対人関係が不得意といった特徴があり、大人になってからも人間関係を築くのが困難になるなど、深刻な影響があります。

大人にとってはたいしたことはない諍いでも、子どもには大喧嘩に見えることもあります。

つまり、大人はすぐに忘れてしまうような喧嘩でも、子どもにとっては今後自分や家族はどうなるのだろうと将来への不安が強くなることもあります。

そして、ついには親の愚痴を聞いて慰めるケア・テイカー(世話役)になったり、空気を和ませようとおどけるピエロ役になり代わることもあります。

このように本来の自分を犠牲にした結果、うつ病やパニック障害などの精神疾患にかかって苦しむケースもあります。

両親の不仲・夫婦喧嘩が原因で、うつになる子供も存在する

両親の夫婦喧嘩によって実際にうつになってしまった小学生6年生の女の子の場合、完全な家庭内別居状態でした。

父親も母親もお互いに挨拶すらなく、大声で罵り合うことがたびたびあったといいます。

女の子の精神は次第にむしばまれ、睡眠不足から集中力が低下しました。

もちろん学校での成績も下がりました。

笑顔も見られなくなり食欲も落ち、ついには「生まれてこなければよかった」というメールを友人に送信する深刻な事態にまで陥りました。

そんな折、たまたまメールの内容を見た母親からの相談で、カウンセリングルームに通うことになったのです。

夫婦関係が悪化すると、大人でも心に余裕がなくなってしまいがちです。

いけないとわかっていても子どもに八つ当たりしたり、パートナーの悪口を子どもの前で言ってしまうこともあるでしょう。

しかし、これは子どもにとって大変なストレスを与えてしまいます。

両親の不仲は子ども自身では解決できない悩みなので、不安が大きくなり不眠や拒食症、うつのような症状があらわれることもあります。

また、子どもは不仲を自分のせいだと考えてしまうこともあるので、まず「あなたのせいではない」と伝えることが大切です。

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